年齢とともに筋力が低下すると、転倒のリスクが高まり、日常生活にも影響が出てきます。 しかし、高齢者でも適切な運動を取り入れれば、筋力を維持・向上させることが可能です。 今回は、無理なくできる筋力アップの方法をご紹介します。 【筋力低下が及ぼす影響】 転倒・骨折のリスク増加 姿勢が崩れやすくなる 歩行速度の低下 疲れやすくなる こうした問題を防ぐためにも、適度な運動を取り入れて筋力をつけることが大切です。 簡単にできる筋力アップ運動 運動は、自宅でも簡単にでき、関節に負担をかけにくいものです。 【椅子スクワット】 1.椅子に浅く座る 2.ゆっくり立ち上がる 3.ゆっくり座る(膝がつま先より前に出ないよう注意) 4.10回×2セット 効果: 下半身の筋力アップ・転倒予防 【かかと上げ運動】 1.壁や机に手を添えながら、かかとを上げる 2.3秒キープして、ゆっくり下ろす 3.10回×2セット 効果 ふくらはぎの強化・バランス力向上 【手を握る・開く運動】 1.手をグーに握る 2.ゆっくりパーに開く 3.10回×2セット 効果 握力の維持・手の機能向上 運動を続けるコツ 無理せず、できる範囲で行う 毎日少しずつ継続する 軽いストレッチと組み合わせる こまめに水分補給をする 一度に沢山しなくても1日数回に分けて行っても大丈夫ですよ!
筋力アップは、健康寿命を延ばし、日々の生活をより快適にするためにとても大切です。
ぜひ無理のない範囲で始めてみてください!