こんにちは!だいふく整骨院です。
今回は寝違いについてです。
寝違いとは、 急性疼痛に頸椎や肩甲骨の運動性が制限された状態をいいます。
発生の多くは長時間不自然な姿勢をとったり、寒冷にさらされたり、疲労したときなどに不用意に首をひねったり、肩甲骨を動かしたりしたときに起こる一過性の筋痛ですが、頸椎の退行性変化を基盤として起こる場合や炎症性の疼痛による場合もあります。
また、寝ている時に起こる事が多いですが、不意に呼ばれて振り向いたり、車の左右確認でも発生します。
症状
頸椎の運動制限はあらゆる方向にみられます。可動域制限がある中で首を動かすと痛みが増強します。首の捻転や側屈が制限されることが多くなります。疼痛は僧帽筋、菱形筋、胸鎖乳突筋、肩甲上神経部などにみられ、これらの圧痛部に小指頭大のしこりを触れることもあります。さらに頸部から両側肩甲間部にまで疼痛が放散することも少なくないです。
治療法
圧痛部位を冷やしたり、逆に温熱を加え手技療法、理学療法を行います。また牽引療法や軽い頸部・肩甲帯の運動も有効なことが多いです。
矯正する事で予防ができます!
予後
比較的良好であり、数日から数週間で全快しますが、ときには数カ月も疼痛状態が続くこともあります。
鑑別診断
頸椎椎間板ヘルニア、リンパ性斜頸、悪性腫瘍の頸椎転移などとの鑑別が必要です。
寝違いや首の痛み・違和感がある場合は是非当院にご相談ください!