・ジャンパー膝
ジャンプを頻繁に繰り返すスポーツ選手に多くみられる膝伸展時のスポーツ障害であり、膝蓋骨下部に生じる膝蓋靭帯炎になります。
広くみれば大腿四頭筋炎が含まれる
≪発生原因≫
急なダッシュや停止、ジャンプ、着地などのスポーツ動作の繰り返しにより、膝関節伸展に過度の張力が加わり発生するオーバーユースシンドローム(over use:使いすぎ)です。
バレーボール、バスケットボールなどのジャンプを行うスポーツで多く発症します。
≪症状≫
膝蓋骨下部に疼痛、運動痛、圧痛、歩行痛を訴えます。膝を深く屈曲すると疼痛が誘発されやすくなります。
症状悪化で歩行時に痛みを訴え尻上がり現象(膝関節屈曲時に制限が見られて膝がある一定以上曲がらなくなり曲げようとするとお尻が浮く)と言う症状がみられる事があります。