近年、学生の生活に欠かせない存在となったスマートフォンやタブレット。便利で楽しい反面、体に大きな影響を与えていることをご存じでしょうか?その代表的なものが 「スマホ首」 と呼ばれる状態です。
首が前に突き出た姿勢を続けることで、肩こりや頭痛だけでなく、最近では「集中力が続かない」「授業中に眠くなる」「勉強がはかどらない」といった悩みに直結していることがわかってきています。 今回は、学生に急増しているスマホ首と集中力低下の関係について、原因と改善法をわかりやすくご紹介します。 スマホ首とは? スマホ首とは、スマートフォンやタブレットを下向きで長時間操作することで、首が前方に突き出し、本来あるはずの首のカーブ(生理的湾曲)が失われてしまった状態をいいます。 人間の頭の重さは約5kg前後といわれています。正しい姿勢であれば首や背骨がバランスよく支えられますが、スマホを見るときに頭を前に傾けると、その負担は2〜3倍に跳ね上がります。 たとえば30度うつむいた姿勢では、首にかかる負担はおよそ18kgとも言われています。これを毎日数時間続けていれば、首や肩の筋肉は常に緊張し、血流が悪くなり、不調の原因となるのは当然のことです。 なぜ集中力が低下するのか? スマホ首が単なる肩こりや首の痛みで済まないのは、脳や自律神経の働き にも影響を及ぼすからです。 1. 脳への血流が低下する 首が前に出ると、血管が圧迫されやすくなり、脳への血流が減少します。その結果、酸素や栄養が十分に届かず、頭がぼーっとしたり、眠気が強くなったりします。 2. 自律神経が乱れる 首は自律神経の通り道でもあります。姿勢の悪化による緊張が続くと交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、集中力が低下するだけでなく、不眠やイライラにもつながります。 3. 呼吸が浅くなる 猫背やスマホ首の姿勢では胸が圧迫され、呼吸が浅くなります。酸素を十分に取り込めないことで脳が働きにくくなり、学習効率や記憶力にも悪影響を及ぼします。 つまり、スマホ首は「首や肩の問題」だけでなく、「頭の働き=集中力」に直結しているのです。 放置するとどうなる? •首や肩の強いこり、痛み •頭痛やめまい、吐き気 •目の疲れや視力低下 •集中力や記憶力の低下 •不眠や自律神経の乱れ 学生のうちは「ただの疲れ」と思いがちですが、成長期に正しい姿勢が崩れると、大人になってからも慢性的な首や腰の不調に悩まされるリスクが高まります。 自宅でできるセルフケア スマホ首の予防・改善には、日常生活の中でできる簡単なケアが効果的です。 1. 姿勢を意識する •スマホはなるべく目の高さに持ち上げる •勉強中は背筋を伸ばし、机と椅子の高さを調整する •30分に1度は姿勢を変える 2. 簡単ストレッチ •首の後ろ伸ばし:両手で頭の後ろを軽く押さえ、あごを胸に近づける •肩甲骨回し:肩を大きく前後に回して血流を促す •胸を開くストレッチ:両手を背中で組み、胸を大きく開く 3. 適度な運動 ウォーキングや軽いジョギングなど、全身を使った運動も首や肩の血流改善につながります。 整骨院での専門的なアプローチ セルフケアだけでは改善しきれない場合は、専門的な施術がおすすめです。 当院では、 •首や背骨のバランスを整える矯正 •筋肉の緊張をやわらげる手技療法 •姿勢改善のためのアドバイス などを行い、根本からスマホ首を改善していきます。 特に学生さんの場合は、早期に正しい姿勢を取り戻すことで集中力が回復し、勉強や部活動のパフォーマンス向上にもつながります。 まとめ スマホ首は、単なる首や肩の不調にとどまらず、学生にとって大切な 集中力や学習効率 にも大きな影響を与えます。 •スマホ首は首が前に突き出た姿勢で起きる •血流や自律神経に悪影響を与え、集中力を低下させる •セルフケアでの改善は可能だが、早めの専門的なケアが効果的 「最近集中できない」「授業中眠くなる」「首や肩がつらい」そんな学生さんや親御さんは、ぜひ一度ご相談ください。 姿勢を整えることは、未来の健康と学びの力につながります。 next body/だいふく整骨院 大分市鴛野1573-2 097-507-4125 交通事故 産後骨盤矯正 姿勢矯正 整体 頭痛特化治療 スポーツ ブライダル など 様々なジャンルで活躍しています。 当院で対応できないものは病院、弁護士へ紹介状を書きます。 ご予約は https://next-body-oita.com LINEからもお待ちしてます♪







