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2022.12.29

カテゴリー:未分類

膝から下の負傷詳しくお知らせします

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・オスグッド・シュラッター病
 オスグッド・シュラッター病は10歳代前半(成長期)の男の子に多くスポーツをしているこの方が多くみられます。脛骨粗面部(膝下)に疼痛を訴え腫脹が生じ押さえると強い痛みを訴えます。(骨端症の一つ)

≪発生原因≫
 脛骨粗面の骨化が完成する以前の時期に(=成長期にて骨が成長しきっておらず、まだ、力学的に弱い状態)日常生活動作やスポーツ活動で大腿四頭筋の収縮によって繰り返し牽引することにより発生します。スクワットの様な屈伸運動を継続的に行ったり、ダッシュの様な瞬発的な動きをすることで発生しやすくなる。

≪症状≫
 脛骨粗面部、膝蓋靭帯付着部に疼痛、腫脹、圧痛がみられます。症状が進行するにつれて脛骨粗面部の腫脹は著しく大きくなり、硬くなることもあります。
 治癒しては、再発を繰り返す事があります。骨端の骨化を完了する(成長期終了)18歳頃には症状は消失しますが、脛骨粗面部が膨らみはそのままの事があります。

≪治療法≫
 患部の安静を中心とした保存療法がベストです。特に運動前には十分なストレッチを行い、運動中、運動後には小まめにアイシングを行って炎症を軽減していきます。膝蓋靭帯を押さえるサポーター、テーピングの使用も有効である。

・ジャンパー膝
 ジャンプを頻繁に繰り返すスポーツ選手に多くみられる膝伸展時のスポーツ障害であり、膝蓋骨下部に生じる膝蓋靭帯炎になります。広義には大腿四頭筋炎が含まれる

≪発生原因≫
 急なダッシュや停止、ジャンプ、着地などのスポーツ動作の繰り返しにより、膝関節伸展に過度の張力が加わり発生するオーバーユースシンドローム(over use:使いすぎ)です。
 バレーボール、バスケットボールなどのジャンプを行うスポーツで多く発症します。
≪症状≫
 膝蓋骨下部に疼痛、運動痛、圧痛を認める。膝を深く屈曲すると疼痛が誘発されやすくなります。症状悪化で尻上がり現象(膝関節屈曲時に制限が見られて膝がある一定以上曲がらなくなり曲げようとするとお尻が浮く)がみられる事があります。

≪治療法≫
初期は患部の安静にします。症状が落ち着いてきた頃から大腿部の筋力アップを行います。
この際、ハムストリングスの筋力アップも重要になります。

・半月板損傷
 内・外半月板は大腿骨(太ももを支える骨)と脛骨(主にふくらはぎを支える骨)の関節面に存在します。膝の動きをスムーズにする・衝撃を分散・吸収するなど、多数の機能を持っています。
外傷で半月板を損傷すると膝関節の機能に多大なダメージを与える事となります。

≪発生原因≫
若い方ではスポーツで受傷することが多くなります。膝関節の屈伸+下腿(ふくらはぎのある部分)の回旋が強く加わった際に負傷します。
多くは内側側副靭帯や前十字靭帯(LCL MM MCL:三代兆候)の損傷を合併する事があります。膝関節では、内側と前面を痛めることが多くなります。
高齢者では加齢や使い過ぎによって変性(形)して損傷することがあります。

≪症状≫
 関節部分を中心としたひっかかり感、荷重時痛、圧痛や運動時痛を訴えます。
また、程度によっては下腿の内外旋時に痛みを訴えます。その他、腫脹の症状がみられる事があります。

≪徒手検査≫
 ①マックマレーテスト
 ②圧迫アプライテスト   を行う

≪治療法≫
 年齢に関係なく急性期にはRICEを行います。疼痛が軽減したら物理療法、温罨法、冷罨法を行います。大腿四頭筋やハムストリングスへかけて運動療法(ストレッチや軽い筋トレ)を行います。特に、大腿部内側部分の筋肉を緩めると疼痛が減少する事があります。

 症状のひどいもは手術を行う事があります。(膝関節のロッキングや、歩行障害、半月板の断裂など)

・側副靭帯損傷
 内側側副靭帯は大腿部内側から下腿部内側に付着する靭帯で、外側側副靭帯は大腿部外側から下腿部外側に付着する靭帯です。下腿部や膝関節に負担がかからないように動きを制御限しています。
 内側側副靭帯損傷の方が外側側副靭帯損傷よりも頻度が高くなります。前述でもある様に前十字靭帯と内側半月板損傷を合併することがあります。

≪発生原因≫
 内側側副靭帯は通常の伸展位の状態からX脚のように足先が外側に向く強い外反力が加わり負傷します。スポーツ外傷で多くなっています。

 外側側副靭帯は膝関節伸展位で強い内反力が加わり負傷します。発生頻度としては、かなり低い物になりますが交通事故のような大きな力が加わることで損傷するため、ひどいものになりやすいのです。

≪症状≫
 膝関節に運動時痛、歩行痛、圧痛や腫脹がみられます。
重症の場合は、受傷時に断裂音がします。また、膝関節の不安定感が発生し通常の可動域より広くなってしまいます。

≪徒手検査≫
 ①側方(外反・内反)動揺性テスト
 ②牽引アプライテスト    がある

≪治療法≫
 内側半月板損傷と同じく急性期はRICE処置を行います。関節の不安定感を感じる場合は、膝関節軽度屈曲位で固定を施します。

 症状が軽減した際は、物理療法、温罨法、大腿四頭筋やハムストリングスを中心とした運動療法を行います。この際、不安定感、疼痛を感じる場合はサポーターやテーピングなどを使い補助機能を作る事がオススメです。

・前十字靭帯損傷
 前十字靭帯は膝関節内の大腿骨から下腿部(脛骨)に付着する靭帯です。

≪発生原因≫
 バレーボールのジャンプの着地、柔道の技をかけた際の急な方向転換などで発生することが多くなります。大腿四頭筋に急激に力が加わり発生していると考えられます。
また、ラグビーのタックルの様な相手との接触によって発生する場合もあります。
 
≪症状≫
 負傷時には膝がはずれるような感覚や断裂音を感じる事が多くなります。受傷直後から疼痛、歩行痛、腫脹、膝の不安定感を訴える為、スポーツ活動などの継続は不可能となります。膝の屈曲ができなくなる事が多くなります。
痛みや腫脹が減少しても不安定感やロッキングが残る場合があります。

≪徒手検査≫
前方引き出しテスト(推奨)

≪治療法≫
側副靭帯損傷に類似する。
症状のひどいものは、手術の対応が必要となります。

 完全に断裂した前十字靭帯は保存療法では癒合はしないでしょう。
もし、断裂した状態でスポーツ活動を行うと、ロッキングや膝崩れを起こし危険なだけでなく症状を反復して起こすことになります。これにより関節軟骨や半月板の損傷をきたす可能性が高くなります。
 一方でスポーツを行わず日常生活レベルでロッキングや膝に不安定感を感じない物に関しては保存療法を行う事ができます。

・腸脛靭帯炎
腸脛靭帯は人体最大の人体です。
≪発生原因≫
 繰り返しの腸脛靭帯への摩擦により炎症が生じるover useとなります。ランニング、ダッシュ、スクワットの様な膝関節の屈伸を繰り返す動作により発症するのが一般的です。
スポーツプレー中に相手選手の膝が当たるなどの外相を伴って発生することもあります。

≪症状≫
 膝間接屈伸痛、膝関節外側部に圧痛、運動時痛、軽度の腫張がみられます。

≪治療法≫
 患部の安静、物理療法、ストレッチ、手技を十分に行います。

・変形性膝関節症
 原因はさまざまで、繰り返しの摩擦、病的なもの、加齢などがあります。
 変形性膝関節症は、多くは50歳代以降の女性に多く発症します。また、外側半月より内側半月が多くなります。

≪症状≫
 階段の昇降(特に降りる時)歩行時や動作開始時に痛みを訴える事が多いです。
 また、気圧の変化がある時や寒い時に症状を訴える方が増加します。

≪治療法≫
 激しい運動はせず、大腿部の筋力強化や体重の減量を積極的に行います。
(ただし、膝に疼痛を感じる場合は膝関節の屈伸を避ける方が良い)
 気圧の変化や寒冷に対しては、温罨法が有効的です。

・アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎
 アキレス腱の炎症は、腱自体が炎症するアキレス腱炎とアキレス腱を包む膜の炎症でなるアキレス腱周囲炎に分けられます。
しかし、密接する部分になるため2つの判別は難しくなります。断裂の場合はわかります。

≪発生原因≫
 ランニング、ジャンプなどによりアキレス腱に繰り返しの負荷が加わったり踵への強い衝撃により炎症を引き起こします。
また、踵骨と足首の関係性や扁平足、下腿三頭筋の筋力の低下などでも症状が発生する可能性があります。

≪治療法≫
 インソール、足底板などで足底への負荷を減少させる、下腿三頭筋のストレッチ、足関節への可動制限、運動制限などの保存療法になっていきます。

・アキレス腱断裂
 アキレス腱は下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)から踵骨(踵の骨)に付着する腱です。強い外力によって発生する為、断裂時には強い痛みを感じ機能的にも重症化しやすくなります。
スポーツによって発生することが多く、とくにバレーボールの様なジャンプの着地時に発生します。また、発生には腱の変性、老化が関与するとされるため、中年以降に多くみられます。

≪発生原因≫
 ジャンプの着地時など、アキレス腱に過度の伸展力がかかった際に発生します。断裂時には断裂音(バチンというような音)を聴くことがあります。
患者は一般的に「バットで叩かれたような感覚」と言います。

≪症状≫
  不全断裂(部分)
  完全断裂

 完全断裂時はアキレス腱断裂部が陥凹して下腿三頭筋に力が入らなくなります。不全断裂の場合は限定的ではあるが力は入ります。どちらにしても、歩行は困難となります。
また、つま先たちは不能になります。断裂部位は陥凹するが出血が多くある場合は逆に腫れてしまうため陥凹の触知は難しくなります。下腿三頭筋を押さえると本来足関節が動くがアキレス腱断裂時には動かなくなります。

≪治療法≫
 膝関節上部もしくは、大腿部から足趾まで固定します。
 筋委縮や筋力低下の防止を目的に、受傷後早期から物理療法、手技療法を始めます。状態を見て軽度の運動を始める場合があります。
その後、通常運動の開始し、歩行訓練を開始します。
全治6〜12カ月くらいはかかる為、その際の再発には十分注意が必要です。
初見での損傷がひどい場合は手術となることもあります。

・過労性脛部痛(シンスプリント)すねの痛み
≪発生原因≫
 陸上競技に多く見られます。ランニング、ジャンプ、スタート(瞬間的力)急停止などに伴う足関節の底背屈により下腿部の筋肉の継続的に牽引する事により、下腿に疲労が溜まり脛骨の骨膜に炎症をきたします。

≪症状≫
 脛骨内側部(すね)に疼痛、圧痛、歩行痛を訴えます。
足首のストレッチ行うことで痛みが発生することが多くなります。
炎症があるにも関わらず繰り返し足関節の運動を行う事で疲労骨折を引き起こす可能性が高くなります。

≪治療法≫
まめなアイシング、運動の中止、下腿部のストレッチや手技療法を行う。その後は、温熱療法と下腿三頭筋、前脛骨筋のストレッチを行う。また、下腿の筋力強化を行います。
足底の保護も有効です。

・足関節、足部の捻挫

足関節は脛骨、腓骨、距骨によって構成される関節です。
足関節の捻挫は日常的に多くみられる外傷です。外側側副靭帯損傷と内側側副靭帯損傷があります。

外側側副靭帯損傷(特に多い)

 多くは足関節を内がえしすることによって発生します。また、足関節が固定され下腿が回旋された場合も発生します。外側側副靭帯の中でも前距腓靭帯がもっとも多くみられる損傷です。
前距腓靭帯には足関節の内がえしを抑制する機能と距骨の前方移動を制御する機能があります。したがって損傷によって足関節内反動揺性がみられるようになる場合があります。

≪症状≫
 足関節外側部に疼痛、腫脹がみられます。重傷の場合は外果下方に皮下出血が発生し歩行痛が強くなったり立ち上がりが困難になります。
受傷後の経過と疼痛や腫脹などの損傷程度が必ずしも一致するとは限りません。
(例:痛みが少ないが腫れがすごい)

≪治療法≫
 負傷初期にはRICE処置(特に冷罨法)を行い、固定を行います。腫脹が激しい場合は高くあげていた方が良い場合もあります。固定はサポーター、テーピング、厚紙副子、シーネ固定など状態を見て変化させます。
通常は2~3週間で固定を外すことができるが患部の腫脹の状況や不安定性の状態によっては長期を要するものがあります。靭帯の完全断裂が見られる場合は1ヶ月以上の長期療養となります。
 
物理療法、手技療法を行います。固定時の関節拘縮防止の観点から足指部の運動療法を行なっていきます。
 スポーツを行う場合は再発の可能性が大きい為、治癒後数ヶ月は、サポーター固定もしくはテーピング固定をした方が無難です。

 固定がうまくいっていなかったりや固定期間不足により慢性化する恐れもあります。

・外反母趾
 外反母趾は足の第1指の第1関節(MP関節)で外反する足指の変形です。
女性に多く見られ、原因は色々考えられます。代表的な原因でハイヒールなどつま先の細い靴や内側縦アーチの低下(扁平足)があげられます。

≪症状≫
 第1指MP関節部に疼痛および外反変形がみられる。患部の変形によって靴擦れなどを起こすこともあります。

≪治療法≫
 物理療法、専用サポーター、足底板の挿入(内側縦アーチの形成)、靴の指導などを行いますが、治癒が難しいものが多くなります。

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