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2020.4.13

カテゴリー:カラダの豆知識

重要事項 実際の患者さんから学ぶ肩の諸症状

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今回は、肩でおこる症状です。
痛みや、違和感の説明だけでなく、実際に患者さんの症状であったものや、痛みとして訴えられたものをもとに、以前コンサルで新人さんに説明したものです。

肩で悩まされている方、肩をよく使う方は、保険として一度目を通していただいた方が良いものだと思っております。

長いのでめんどくさい。と思われるかもしれませんが、なるべくわかりやすく専門性も持たせて書いてますので、目を通してみてください。

肩周辺で起こる症例と症状

外からの外力で骨折、脱臼まではいかず、筋肉や靭帯を痛めてしまったものを、軟部組織損傷という。

腱板損傷

肩を構成する棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の4つの筋肉(腱板)で構成されます。

イメージはこの4つの筋肉が肩と腕をくっつけているという状態です。

主に、肩関節の外転、外旋、内旋の動きを行います。

その中でも、特に、棘上筋は外転の作用(腕を外に開く)が強く、腕を外に開くことで骨との摩擦が起き痛めやすい部分となります。

ここで、腕をだらんとしてみてください。
この状態であっても、肩にストレスがかかっています。

受傷当初、肩の運動痛・夜間痛を訴えます。
夜間痛がひどく夜眠れないということも多くあります。

使いすぎや、手をついたなどでも起こりやすくなっていますが
腱板は、老化現象が起こりやすいので加齢とともに痛みの発生が起こってくる場合もあります。

厳密にいえば、四十肩、五十肩とは違いますが、「手を挙げたら痛い」などという
同じ、症状が、おこってきます。

→年齢によっては痛みから拘縮してしまい(四)五十肩のような症状に移行する方がいます。

(四)五十肩

腱板損傷、SLAP損傷、ベネット損傷、野球肩などの、傷病名がついているやつを除くものを指し最近では、肩関節周囲炎と、言われています。
主な原因は加齢や過労といわれており、肩関節の運動制限がおこりその結果、疼痛が発生します。
肩周辺の筋肉が固まるため、フローズンショルダーとも呼ばれています。
手を上にあげた状態のまま作業をすることが多い人にも同様の症状がみられるようになり、症状が継続しておこる場合は、これに当てはまるでしょう。

症状が軽いうちは、肩を動かしたときに痛みが出る程度ですが、ひどくなると、肩が挙がらなくなります。

初期~肩を温めることで症状の緩和を行います。
疼痛や関節拘縮(動きの制限)は12カ月にも及ぶことがあります。

その為、肩周辺の、筋肉をほぐしたり、ストレッチを行っていく必要があります。

石灰性腱炎

肩関節周囲にアパタイト結晶というものが沈着して炎症を引き起こします。
骨みたいに硬いものができると思ってください。
よく、石灰がたまってると言われたなどと聞きますが、これと同じような現象です。

突然、痛みが発生することがあり、肩を動かせなくなる事があります。
痛みが激痛と言う事もあり、眠れないと言ったこともあるようです。(患者経験)

女性に多くみられ、40代~60代で多いと言われています。

確かに、当院で見た患者さんも50代が多かったです。

症状が、他の方の症状と類似するのでよく誤診されてしまいます。
(特に五十肩)

痛みが強くて、きついという方は、自己判断せずに一度チェックをして
話をよく聞いてもらった方がいいでしょう。

悩まず、相談した方が早く、確実に良くなりますよ。

ここまで、肩に痛みの出る症状3つを説明してきました。

もちろん、この3つ以外にもまだまだあります。

・動揺性肩関節症もしくは、肩関節不安定症

これは、外からの力が加わって起こる、脱臼と違いこれと言って、原因がないのに
肩が、ゆるく(動揺、不安定)な状態にある事を指します。
筋力低下や、使いすぎで起こります。
頸椎、胸椎、胸郭などからくる神経症状と誤診される可能性がありますのでお気を付けください。

・野球肩

小中学生くらいの野球をしている選手に多い。(成長期)
特に、投手が多く、投げすぎやフォームが原因である。

投げ終わりのタイミングに腕を内側に振ります。
その際に、肩の外側部分が引っ張られてしまい、痛みが出てきます。
始めのうちは、軟骨部分に軽い症状が出るだけだが、無理をして投げ続けると、
疲労骨折に移行するなど、悪化することもある。

野球経験が長いと、ベネット損傷という損傷なども発生してくる。

他に
SLAP損傷、肩峰下インピンジメント、絞扼障害などもあります。

身体の中でも、大きな動作ができる方の関節は、動きの大きさから負担がかかりやすくなってしまいます。
また、繊細な筋肉も多いため、ちょっとした動きでも痛みが出やすくなってしまう為
負担のかかりやすい、野球選手には、かなり怖い部分となるでしょう。

しかし、気をつけないといけないのは野球選手だけではありません。

野球~と名前が付くものであっても
・バレー選手のスパイク
・ゴールキーパのパンチング、キャッチ、パス
・ボクサーのストレート、フック などで

肩への衝撃の大きいものは、痛みに代わりやすくなるでしょう。

また、一般に何もしていない方であっても
・肘をついてテレビを見ていた。
・立ち上がろうとして手をついた。
・車内で後ろの物を取ろうとした。 などで

痛みが発生する可能性があります。

身体の使い方で起こるもの、使うタイミングで起こるものそれぞれありますが、症状としては、どちらも重くなることがあるでしょう。

また体の歪みによって引き起こされるものも多く、肩だけにこだわらず、全身の身体のゆがみを整えておくことが大切でしょう。

最後に、肩の症状は、一度発生すると、軽微な時以外は、重症化しやすくなってしまいます。
その為、治癒するまでに、12カ月以上かかるケースも当たり前にあります。

仮に、1年かかったとして、24時間×365日=8760時間悩まされなければいけないと言う事になります。

人生から一年と言えば短いかもしれませんが、時間にして考えれば。

考えたくないですよね。

だからこそ、今一度ケアを考える時ではないでしょうか?

ご相談はこちらから↓↓↓
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もしくは、
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だいふく整骨院 院長 小野 大地

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