こんにちは。大分市敷戸にあるだいふく整骨院です。
今回は、当院でも一番多い悩みである「肩こり」についてご紹介いたします。
人間の頭の重さは約5~8kgです。首の支える角度が違えばその負担は何倍にもなってしまいます。前かがみになればなるほど「巻き肩」になり、肩へかかる張力が発生して、肩こりとして現れてきます。
片方だけの症状がある場合、もしくは片方が強く反対側は若干という場合、首の骨が歪んでおり筋肉を圧迫して炎症が出ているケースがあります。長期にわたって歪みがでる姿勢をしている為、歪みが取れない限り負担がかかり症状が続くのです。歪みがなくても、首を良く傾けている人や同じ方向ばかり見る人は首の関節に負担がかかっている事が多く痛みが出やすいのです。
【関節にかかる圧力】症状改善には関節にかかる圧力をいかに減らすかが大切です。自分で首をひねったり、いつも同じ動作をしている人は、関節に負担がかかりやすくなります。関節は、可動域範囲内であればある程度負担に耐えられます。しかし、限度を超える動きをしたり繰り返すことで関節のバランスが崩れたりすりへったり、炎症が起きたりと痛みが出始めてくるのです。過度の負荷を減らすこと、自分で首を鳴らしたり、同じ動作を繰り返さないことが大切です。
【ゆがみは、左右だけではない】横から見た時に首が前に出てる人、巻き肩の人、猫背がひどい人は筋肉が身体の重みに引っ張られて痛みが出ているケースです。筋肉は、伸び縮みしますが永遠に伸びるわけではありません。輪ゴムと一緒で伸ばし続けると切れてしまうからです。筋肉は引っ張られている原因を解決していくので引っ張られている原因を解決していく方が肩の痛みが早期に減っていくでしょう。
寒い時ほど、身体が丸くなりやすく肩に力が入ってしまい痛みが出てしまいます。一般的な冬の肩こりですね。
では、夏は起こりにくいのかというと全くそんな事はありません。
「エアコンが原因で!!!」
暑い夏、しかも年々暑くなってきていますね。必ず使う、エアコン、冷たい風。これは、身体の表面から身体の中までしっかりと冷やしてくれます。筋肉を長時間冷やしてしまうと機能が低下、血行不良をおこしてしまいその結果筋肉が固まり肩こりという現象に陥ってしまいます。これが、かなり多くの方に該当します。暑い夏でも、肩を温める時間を作る事が大切なんです。
生活習慣の乱れは、肩こりや肩の張りだけでなく様々な所でかかわってきます。運動不足だと、筋肉が落ちてしまいます。筋肉が落ちると脂肪がつくとよく言われます。年齢とともに筋肉が落ちて身体が固くなったというのも同じ現象と思ってください。生活習慣を正すことは、いつからでもできることです。もし、何も運動をしていない方が見ているのであれば、今日から、始めてください!一日20分運動を、トータルでもいいです。5分ずつ4回でもいいです。20分必ず動くこと、少しでも動くこと。それが一番大切です。
また、睡眠も肩こりに関係しています。これを聞いて寝方かなと思った人もいると思います。確かに寝た時の姿勢によっても痛みが出たりします。逆に、全く寝返りも打たないような方も固まってしまって痛みが出る場合もあります。しかし、枕も関係してくるのです!!
「枕は高い方がいいのか。低い方がいいのか。」
と、よく聞かれますが、正解はありません。ですが、一つだけ言えるのは、寝た時に、首や肩の隙間がとにかく、少なくなれば負担は減っていきます。
最後に、慢性だと言われる肩こりについてお話します。そもそも、慢性とはあまりひどくなく経過が伸びるものという風に言われています。まずは、この定義に皆さんの症状は当てはまりますか。当てはまらない方が多いのではないでしょうか。実際に多いのは肩の炎症というところが多く見られました。年末になって忙しい上に、大掃除や帰省などが重なってきます。負担がかかった状態で例えば、掃除機を持ち上げたりしても肩の筋肉を痛める事もあります。首や肩は繋がっているものが多いため、広い範囲を負担していることがあるので、関連している筋肉を施術していきましょう。早期発見が身体へいい影響を出していきます。不安に思った方はすぐに診てもらいましょう。
お気軽に気になる方はだいふく整骨院までご連絡ください。