交通事故で胸が痛い・・・。
交通事故の胸、背中の痛みにおいての注意点。
交通事故の衝撃で、鞭のように体がしなり首を痛めてしまう事はよくあるが
一方で衝撃が前へ伝わることでシートベルトで止める力と、前へ伝わる力で
身体が挟まれる状態になり肋骨、肋軟骨が負傷します。
肋骨はもともと、しなる状態になってはいますが
圧が強いと、微細なひびや骨折を起こすこともあります。
これを、シートベルト損傷と言います。
肋骨は、レントゲン等では写しにくいようでなかなかわからないケースが多いですが
1カ月くらい痛みは続くので早めの対応が必要でしょう。
また、肋骨の間にある肋間筋の損傷も多く肋間筋を痛めていても骨折とほとんど同じ症状となりますので気をつけた方がいいですよ
交通事故に遭ったら、まず当院へご来院ください。
交通事故後、油断してはいけない事!!
きょうは交通事故で実際に起きた症例をお話します。
駐車場で、停車していた車に乗っていて後ろから追突。
その後、後ろの車は動揺からアクセルをすぐ離さずグッと車を押し込んでしまったそうです。
駐車場での事故は追突があっても軽微な事が多いです。
それは、基本的にスピードが出ていないからです。
しかし、必ず軽微というわけでもありません。
押し込まれた際に、一瞬の力でどうなるのかはわかりません。
このケースでは、腰が痛いと言う事でした。
痛いと言っても、通常の人と同じような感じです。
では、なぜこのような事を書いているかというと
もちろん、軽微とされる駐車場での事故でも怪我をするという事もですが
結果的に骨にひびが入っていたからです。
様子が普通の腰痛と違ったので詳しく検査してみてもらってよかったです。
人によりけりですが、痛みが分かりにくいという人もいます。
見分け方は非常に難しいです。
それでも、何もしないよりは、やった方がいいですよ!!
なんともない、たいしたことではないではなく
一度、しっかり検査をしてみてはいかがですか?